Category Archives: 教育論

ビーフシチュー・ディナーと教育について

四連休の合間で宿題が多いのは仕方ないにしろ、ちょっとSocialなこともやらねばとビーフシチューディナーを企画。

スロークッカー(こちらではCrockpotという)という常時電気とろ火の土鍋のような装置でサイコロ状の牛肉をワインで6時間以上煮込んで玉ねぎ人参セロリを2時間目くらいに突っ込むとどんなに手を抜いてもそれなりの味になる上に来客の見栄えがいいということで、ここに来てからは「一晩煮込んだビーフシチューあるから食べに来てよ」が有効な誘い文句となっている。Sloan生は多忙なので、サンドイッチ屋が食堂と化している人も少なくなく、家庭料理の凝った雰囲気のやつに対する需要は高い。

なので、「すごく面白いと認定しているのにゆっくり話す時間がいつも取れない人たち」を意識的に呼んで、ワイン飲んでシチュー食してチョコつまんで仲良くなろうということを繰り返してみようかと思う。

で、早速Admit weekendで知り合い、偏食王と故郷が同じで意気投合したレイチェル女史を招いてみた。彼女は超名門リベラルアーツ(別名ヲタともいう)のSwarthmore卒で、Sloan来る前は「低収入家庭だけれども有望な高校生を大学にちゃんと入れるNPO」で働いていたという、私のシナプスを無駄に刺激しまくる人でありながら、いつも教育とかの話がいいところに差し掛かると邪魔が入って歯がゆい思いをしていた。

Case Prep, 教育,ロブスター。そして更にPartyは続く・・・

昨日は2年生が毎週集まっている飲み屋に便乗してダーツなんかやりながら日付が変わるまで騒いで喉を枯らし、今日は学校主宰のClam Bakeというロブスターのまるごと出る宴会に参加したけれど二次会でやはり声を失った。さすがに月曜から休まず毎日Partyはヤバイと思い直し、今日は日付が変わる前に帰ってこんなのを書いている。

長距離ドライブで妄想子育てをぼやく

オハイオにある偏食王の実家に向かう、10時間の旅!
途中通過したシンシナティはかなり大都市だった!

どうなることかと思ったが、道連れのいる旅はそれなりに楽しい。荷物でぎゅうぎゅう詰めの車に乗り込んで、お菓子を買い込んで、エンドレスにノリのいい音楽を聴きながら(クラシックなどは運転者に拒否されてしまったが)、ジャンクなファーストフードを食しながら漫然と将来のことなんかを語らう絶好の機会となってしまった。

私の価値観、特に教育なんかについて。

和僑カフェ―私が日本に戻らないのは、教育が駄目なせい。

独断と偏見に満ちた米国事情~勉強編I

読者の皆さん、こんばんは。
今回は、アメリカ大学の生活・勉強事情について語ってみたいと思う。

アメリカの大学は、地元通いでない場合、ほとんどが寮生活になる。17、8ではじめて親元を離れ、学生寮で生活を始める大学生がほとんどだ(ボーディングスクールと呼ばれる全寮制の私立に通うのも結構いるが)。その場合、まぁ想像つくと思うが、親御さん達も結構みんな心配なのだ。ちゃんと栄養バランス考えてご飯食べてるかな、とか。勉強ついていけてるかな、とか(実際、ついていけないことも多いが、それは高校の地域格差によるものが大きい。だが、成績は就職や大学院進学で非常に大事な要素なので、親御さんは成績を結構気にする)。変な友達とつるんでないかな、とか。馬鹿なことやってないかな、とか…。

独断と偏見に満ちた米国事情~食生活編プロローグ

先日、偏食王がにやにやしながら、勝ち誇って宣言した。

「一晴は、いつも僕のことを偏食王(King of the Picky Eaters)だなんて呼んでブログでネタにしていじくりまわしてるな。はっきり言わせてもらおう。偏食王の名は返上する!」

子育てシミュレーション

貧乏な家庭は、子供作っちゃだめですか?

こんな記事があったので。夫婦年収500万で子供作ったらかわいそうなのか、と考えてみた。
中学受験の話をしたら、「そんなんできる層ならいいけどさー」みたいな話にどうしてもなったので、半ば意地である。

私に公立小学校への怨嗟を吐かせたら止まらない~Twitterまとめ編。

昨夜、連続リツイートしてみたら結構反響があったので、読みやすくブログにのっけてしまおう。Twitterまとめ編、ということは・・・はい、もちろんこれだけじゃ終わりません。こんなのただの導入です。笑。

大学に行かない選択というのが巷で話題らしいが、おのが教育歴を振り返ってみて、無駄だった学校のダントツ1位は小学校だ。授業は朝から帰りたいほどつまらなく、行進だの朝礼だの子供らしさだのが嫌で仕方なかった。 今に至るまで私の母校は日能研だと思っている。

大学ランキング

アメリカにはどんな大学があるのか?

それを知るために、私はかつて飽きもせずランキングを眺めていた。遡って中学受験の際も、勉強に飽きたりモチベが低くなったときは、ぼんやりと『学校案内』を眺めていた気がするので、そこらは一貫性があるのだろう。たぶん。

英語学習年表

日本人の大学留学のボトルネックはぶっちゃけ1に金、2に英語力だろう。

そんなわけで、一晴の英語学習年表を公開します。