日本人の大学留学のボトルネックはぶっちゃけ1に金、2に英語力だろう。
そんなわけで、一晴の英語学習年表を公開します。
9歳-耳を鍛えるため?、NHKの『やさしい英会話』を視聴。何も身についちゃいないけどアメリカ人がどんな雰囲気で喋ってるかイメージをつかんだような。
13歳-中学校入学とともに公立教材よりは多少マシだと言われているプログレスにより英文のBasicを学ぶ。単語暗記に苦労する。
14歳-フェリスの英語教育に幻滅した親に英語専門の家庭教師をつけられる(1ヶ月だけ)。そこで、ロングマンのNew Concept English(英国発。中国でなぜか人気の教材。「新概念英語」です)という教材を使い、300語くらいの英文を丸暗記(!)し、暗唱する学習法にハマる。通学片道40分は毎日混じりっけ無い英文を聞き流す日々に突入。学内スピーチコンテストで優勝。
15歳-アメリカに進学することなど全く考えずに、自分は東大にでも行くものだと思いながら青春する。ただ、「英語をモノにする義務」のようなプレッシャーを引き続き無言で親から受ける(毎週違う英語学習本が家にあったり)。14歳の時から始めた英文丸暗記を300本終え、「そろそろBasicも身についたし、口語を鍛えようか」とECCに入門。(逆にそれまでは英会話スクールに行かせてもらえなかった)英会話に目覚める。県のスピーチコンテストで神奈川新聞賞受賞。
16歳-相変わらずアメリカ受験など視野になく部活(英語で演劇する部活w)に明け暮れるが、リスニングは続ける。ハリポタのオーディオブックを聴き始め、はまる。代ゼミの全国模試で全国28位を取ってしまい、代ゼミもタダになったし調子に乗って東大の赤本を買ってきた段階で両親から正式に「君は東大などやめてアメリカに行くんだ」と言われ、「それもそうだな」、と即OKして6ヶ月通った進学塾を解約。TOEFL勉強に突入。
17歳-TOEFL初挑戦。CBTで247点。250点欲しかったので悔しくて地地団駄を踏むwここでSAT(アメリカ人用の大学進学テスト。うざい。難しい。長い。のに、このスコアは合否にあんまし関係がないという噂がある)の勉強を始めるが、必要単語数の量に撃沈。まぁ、アメリカ人もフラッシュカード使って単語を補強しなきゃいけないような試験なので。そこで、Word Power Made Easy という伝説的な語源学習法(これもアメリカの高校生が読むようなやつだが、英文慣れしていれば非常に楽しい)で「難しい」単語をマスターする。が!最後まで苦労したのは”hen”(めんどり)とかだった…。
18歳-TOEFLに再挑戦し、CBTで300点中293点マーク。SATもAcceptableな点数を出す。ここらへんで、ECCやめて外人だらけの教会に潜り込み、無料英会話ゲット。アメリカ人のノリにも慣れ、大学の面接では楽しんで話せるレベルに。
とまぁ、私は渡米した経験もなかったけど、異様な英語学習環境をだいぶ前から手探りしていたので、ちょっと特殊な例だと思います。だから、留学希望者がドメドメの場合、15~6歳くらいから意識し始めないと間に合わない気がします。とはいえ、17~8から始めても非常に苦労しつつ十分成功した例も知っているので、長く継続的な努力をするか、短い間に血を吐くレベルの努力をするか、好きな方を選びましょう・・・というくらいの違いですね。
Harry Potter Audio Boxed Set (Harry Potter Signature Edition)
Leave a Reply