Monthly Archives: 11月, 2012
何というクリエイティブな広告
今日もネタ更新。すごいのでご覧あれ。
KIPPと日能研の8大共通点
相変わらずKIPP熱がすごい。
で、ふとなぜこのプログラムが好きなのかふと考えてみた。ら、幼少期のフラッシュバックでこんな発見が。
そう、タイトル通り、KIPPは機能的なデザインが、日能研にとても似ている。或いは似たような中学受験塾と言い換えても差し支えない。以下、6大共通点。
神とPhD。
今日もとりあえず、ネタ更新。聖書をわざわざパラパラして(このレベルならパラパラせずともだが)、こういうネタをパッケージングする人たちの楽しい週末を想起するといつもニヤニヤする。
PhD. 取得に関する細かい常識が織り込まれているところがいいね。しかし、PhD生っていったらあれだ、大きな大学で学部生とかをいやいや教えている大きいお兄さんがまず浮かぶ。
……普通に嫌だこんなのw
Operationが難しくて面白い。あと、MBAの就活は辛くて楽しい。
Operationほど難しい授業ってあんまないんじゃなかろうか。デザイン上、壁にぶち当たって脳漿を絞りながらやっと頭の上の電球がピコーン!ってなるかならないかの世界な気がする。
実際、これと関係の深いビアゲーム(前の記事参照)でも、業界経験のあるなし、知能の高い低い、老若男女、人種宗教その他、あらゆる人間がめちゃくちゃ失敗していたように(PhDの集団の失敗度は実際ものすごかったらしい)、効率のいいオペレーションは直感的にはわかるようにできてないし、セオリーを学んでも実行に移す時に数々の不確定要素を考慮に入れないとすぐどこかで go wrong する可能性があるため、最初は苦手でも落ち込む必要はないのかもしれないが。
だからこそ、つまり明らかに学び慣れてないけれど、明らかに実世界にRelevantなことを必死で吸収する必要があるからこそ、一番楽しい科目でもあるのだが。
あと、教えているLevi教授も、長髪ポニーテールのスカした元軍人のおじさんなんだが、企業経験も結構あり、教授になってからも学生といっしょに病院オペレーションを劇的に改善したり、いろいろすごい。
Levi教授が学生とやった病院オペレーションプロジェクトの詳細はこちら。ちょっと長いので、MIT Sloan志望者の特にやる気のある方にお勧めですw (プロジェクトの部分は46分時点くらいではじまる)
今日は授業で、リスクマネジメントを扱ったんだが、Behavioral心理学にも触れられていて、非常に面白かった。
災害被害のリスクを管理する際、「どんな確率で工場が全部飛ぶレベルのハリケーンが起こるのか」を軸に行動を決めるのは意味が無い、という話になり、おもむろに心理テストをはじめる教授。
これは有名な話だが、例えば:
1) 今確実に3億円もらえるオプション
2) 10%の確率で32億円もらえるオプション
の二つのうち、期待値は後者のほうが高いのに、大抵の人は前者を選ぶ。一銭ももらえんよりは、確実な3億円。私でもそうするだろし。
けれど、
1) 今確実に3億円損するオプション
2) 10%の確率で32億円損するオプション
の二者なら、後者を選ぶ人のほうが多い。これも期待値通りではない。人は、何かを得るコンテクストではリスクを取りたがらず、失うコンテクストではやたらギャンブラーになる。
だからそもそもこの時点で「大災害の発生確率」x「そうなった時の損失額」という数字を作ってもその数字は何も意味を持たないのだ。
日本で直下型地震が発生する確率を専門家がいろいろ算出していて、次の4年のうち7割の確率で起こるというのも出ているけれど、だからといって日本脱出する人々が何人いるのか。
同じ要領で、2005年にニューオリンズを襲い大量の死者を出したハリケーン・カトリーナも、直前まで避難勧告が出まくってたにもかかわらずその場にとどまることを選んだ人々が多く、被害者数の多い原因のひとつとなったという。
これは、2つ目の心理テストと同じロジックだというのである。今から来るハリケーンが自分の命を奪う可能性を100%だとみなして生きる人間はあんまりいない。けれど、避難すれば確実に金銭的に損をする。避難して結局ハリケーン大したことなかったらいろいろ悔しい出費になる(被害者はそういう意味で悲しいことに貧しい人々が多かった)。悩んだ末「避難しない」を選んで甚大な被害を被った個人にとっても企業にとっても、「災害発生確率10%」という数字は何も意味を持たなかったのだ。その数字が正しくても正しくなくても。
じゃあ何を問えばいいのか。「災害被害」(例えば家屋や工場が倒壊するとか)という結果に至るまでに、数々の不確定要素(例えば建物の耐久性とか)があるけれど、それらを細分化してひとつひとつの確率である。
「このレベルの災害が来た場合、どう手を尽くしてもこの建物は持たない」「そして災害がこのレベルに達する要因の一つである湿度はちょっと危険値かもしれない」
この2つがわかっただけで、だいぶ心理的にギャンブルぽくない意思決定が出来るのではなかろうか。
実際はもっと深いんだが、眠気が限界に達したので、ごくごくさわりだけ。
あと、MBAの就活は会社から呼ばれるイベントが多すぎて実際辛いんだけど会社側も相当手を尽くして楽しんでもらえるように頑張っているのでExperience自体は結構楽しいという妙な感じになっている今日この頃。
また機会があったら書きます。おやすみなさい。
エラーから復活。ついでにボストン帰還。
ここ数日、データベース接続エラーというやつではご迷惑をおかけしました。
なにもしないまま謎に復活したのはよいのですが、ちょっといろいろ不安なのでミラーサイトを作ってみました。
なんのことはない、旧ブログのここです。同時に更新していくので、こっちがダウンしたらもう一方のリンクから更新していきます。
そんなこんなで楽しいThanksgiving Partyをやったり、Haasの先輩と教育論で熱く語ったりいろいろ書きたいことがあるんだけれどエラーのせいでそんな気分にもなれず。
でも、スタンフォードはやっぱり楽しい。リーダーシップの考え方などはMITと似たところもあって面白かったんだが、やはり中の人たちが若い分ぶっ飛んでいる度も高い気が、というのが軽い感想です。
さてはて、溜まった課題をやっつけよう。
ワインの国ナパ訪問中!と、ちょこっと教育の話(KIPP)
サンフランシスコに来ているはずが、なんかスタンフォードの寮でうろうろするのもなんなので、車で1.5時間のワイン国ナパで2泊3日旅行することに。
ナパがワイン有名なのは、あのドタバタ不謹慎映画『Hangover』で主人公のひとりが独占的な彼女にラスベガスに行くと言えず「ナパでワイン・ティスティングしてくる」と嘘ついていた経緯で知ったくらいのテキトーな私なんだが、道中からしてカリフォルニア郊外の荒野なりの美しい景色とか紅葉とかぶどう畑が車窓から見えて非常に愉快。
早速ホテルから歩いていける距離のwine tastingができる店を3つくらい訪問し、偏食王と二人で5種類x3くらいひたすら赤を賞味しまくり、Zinfandelがやたら美味なので今度一本くらいおみやげに持って帰ろうかという話に。
洋楽がそんな好きでない私の好きな洋楽バンド
ここにもたびたび書いているが、私は18でアメリカに出たくせに、洋楽をあまり好まず、日本でいうとSound HorizonとかAli Projectとか陰陽座とか、あまりメインストリームのカラオケ大会では歌えないような物語性が強く歌詞の世界が深くいい声の女性ヴォーカリストがいるバンドなどを偏愛している。たぶん、フェリス時代の友達のなかで、Maroon 5を去年まで知らなかったのは私くらいではなかろうかというレベルだ。英語の歌自体は、『オペラ座の怪人』及びNightwishなど世界が濃ければ別に好きなんであるが。
サンフランシスコ ① いけてるスタートアップ訪問と映画『リンカーン』
しばらく滞在するのでシリーズ化しようかなと。
諸事情で会社名は明かせないが、ベイエリアのいけてるスタートアップにコールドメールでアポをいれて突撃訪問するという実にコンサバな私らしくないことをしていた過去2日間だったんだが、予想をはるかに上回る楽しさで頭がくらくらしている。
もとはと言えば、ルーク氏の「会いにいけばいいじゃないか」という爆弾提案に失うものの少ない学生身分からくる向こう見ずさで乗っかっただけなんだが。
「相手にされるはずがない」といろんな人に警告されてはいたものの、思った以上に返信率は高く、会話はフレンドリーで、個性的なしゃちょーさんたちから受ける刺激も強く、何よりこの先につながる何かを築けた感及び自分の突撃経験値を胸にとりあえず次のステップに無事に進める。こういう対人系の成功体験がとても欲しかったところでもあるので余計に。
で、スタンフォードGSBの寮にいるわけなんだが、感想をひとことで言うとやっぱし・・・・・・違う。
まだ授業などには潜り込んでいないものの、建築からしてHarvardとかYaleとかDukeみたいなクラシック風味満載のゴシックとか煉瓦建築ではなく、スペインとか南欧系のリラックスした建築が椰子の木にめちゃめちゃマッチしていて、郊外型だから空気も良くてもちろん天気もいいのでなんだか早速帰りたくない。
あと、白人の兄ちゃんなのに私のように中日英語のトライリンガルというありえない個体が偏食王の隣に住んでたりとものすごい出会いもあったり。
一緒に映画『リンカーン』を観たけれど(バンパイヤハンターじゃないやつね)、あれは傑作なのでお勧めです。私が観たあと気が滅入り過ぎて過呼吸を起こした忌まわしい映画、『There will be blood』と同じダニエル・ルイスが主演なんだが、こちらの大統領はとても親しみが持てるキャラで、主観的にしかこういうのを評価できん私からすると名演だと思う。正しいと信じている法案でも、説諭説得ではどうにもならないなら賄賂根回しと清濁両道で闘い、事を成したあとは木枯らし吹く胸を抱きつつさわやかに微笑む感じは、どこか中国時代劇のばりばり政治系の『雍正王朝』『貞観長歌』あたりを思わせる。とりあえず、狸親父賛歌みたいな映画でもあるのでそういうのが好きな人にはおすすめです。渋いです。
いろいろ言葉が足りないが、宿題もやんなきゃなのでそろそろ打ち切ります。
Peer Feedbackとサンフランシスコ
コアチーム内でFeedbackを行うというセンシティブな強制イベントがあったんだが、無事クリア。
結構思って見なかったような視点からの意見も出て、なかなか参考になった。ポジティブな点と改善点を織り交ぜろという課題だったんだが、数名からは「特に改善点思いつかないからテキトーに言ったw」とあとで言われたり。
けど、参考になったのは、ジーコ氏の
「お前は、しゃべる時文章が長い!俺とかにはFollowしづらいんだよこのやろー」
なんだそれは?
Kim氏が解説してくれたんだが、「実はこれ俺もなんだけど、一晴は何か喋る時、喋ってる途中で新しい考えが思いつくとそれを普通に挿入してそのまま一文が長くなるよね。話が長いというよりはワンセンテンスが長い。すごく簡単な解決法は、何か自分がいつも文節だと思ってるあたりで一回切ること。2秒で片付くからやってみ」
やってみます隊長。
さて、行ってきますわそろそろ。いざサンフラン。
今日は短いので、イノベーションぽいネタ。
今日の息抜きネタ~Ke$haのパロディとヲタのお見合い
なんかもー連休がほとんど勉強とディナーパーティに費やされてちょっと寂しかったんだけれども今日はこれで癒されたのでシェアしよう。
まずこのPictureがSloan生のFacebookを震撼させていた。
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