ここにもたびたび書いているが、私は18でアメリカに出たくせに、洋楽をあまり好まず、日本でいうとSound HorizonとかAli Projectとか陰陽座とか、あまりメインストリームのカラオケ大会では歌えないような物語性が強く歌詞の世界が深くいい声の女性ヴォーカリストがいるバンドなどを偏愛している。たぶん、フェリス時代の友達のなかで、Maroon 5を去年まで知らなかったのは私くらいではなかろうかというレベルだ。英語の歌自体は、『オペラ座の怪人』及びNightwishなど世界が濃ければ別に好きなんであるが。
この前Keshaを紹介したのも、どっちかっていうと「これはいくらなんでもひどすぎるだろ(笑)」とパロディが面白いからであって。
けれど、最近になってちょっとハマった洋楽バンドがある。デビューしたばっかりの、 Delta Rae というフォーク・ロック・バンドである。
そもそも知ったきっかけは、ボーカルのひとりのEric HölljesがDuke大学のクラスメイトに当たるからなんだが(面識はない。偏食王はあるらしいが)、まあどうせ洋楽だしと思ってYoutubeを見てみたら、二つの意味で度肝を抜かれた。
まず、このBottom of the riverという曲なんだが、1)歌詞が際どく聖書レフェレンスだらけ2)まずテーマが魔女だし3)女性ボーカルの声量が半端なしという、私の好みのどまんなか。
そして、こちらは彼女の兄貴が歌っているんだが(5人くらいのバンドのうち3人が兄弟なのだ。なんかすごい)、Chain of Loveという同性婚Advocateの曲で、声もメロディも甘い感じがアジア人好みではないかと個人的に思う。LGBT活動家の友達が最近結構いるので、ちょっと薦めておこう。
まだレコード契約をしたばかりで曲数も多くないんだけど、これからが楽しみである。
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