1月中、ほぼまるごとさぼってしまった・・・。あっても結婚ネタか教育ネタばっかりだったしね。けど、これからは本気でMBA少しと教育ネタのオンパレードになる予定です。
さて、とりあえずいくつか報告します。
まず、コンサル就活から足を洗いました。
1月中、ほぼ予定調和的にコンサルティング就職の準備をしたり面接を受けてきたんだが、その間どうしてもやる気が出ない上、なぜか眠れず、なんなんだろと悩みながら適当にやり過ごしていたら、あっという間に通りすぎてしまった。もともと米インターンシップは狭き門なのは承知していたが、予想を上回る激戦の末「なんでここにいるんだっけ?」とぼおっとしてたら当然のごとく沈没したのが私も含め友達のマジョリティだったりするから恐ろしい。MBAに来たらとりあえずコンサル、みたいなレールが敷かれているに等しい空気があるにもかかわらず、実際はあの仕事に向くのはごく少数の人間でそれは実はやってみないとわからないので彼らはあんなに大々的なキャンペーンを敷いているのかも。そして、私みたく入学時には人生の目標が全く定まっていなかった人間や、興味分野は決まっているけれど経験不足をコンプレックスにしているMBA生をターゲットに、「とりあえずMBA来たからにはコンサルっしょ」とでも言うように誘い込み、各社どうしても欲しいタイプを 5 人 く ら い採用していく。
私はというと、このブログの11月くらいからのネタの偏りからも推察できるように興味分野のシフトが雪崩のように起こり、「偏食王の会社楽しそうだし、とりあえずコンサルやってみたいな。マイル貯まるしルームサービス頼み放題だし楽しそうだな(8月)」から「米に住み続けることを考えたら将来的には独立せんといかんかも。(10月)」から「うお、あれ、なんか教育熱がすごいな。教育事業に特化したコンサルとかいいかも。でもプロジェクト少ないんだよな(11月〉」から、「教育熱いぜ!・・・って、なんでコンサルやんなきゃいけないんだっけ?でも面接あるし一応やっとくか(12月)」と続いて、今ここで、
2月にもなって新年の目標ではないのだけれど、教育事業に頭から突っ込むことにしました。
手始めに、塾スタートアップをやろうと企画、仲間集めなどをしつつTFA出身の准義姉(偏食王の兄貴の婚約者。ひとりっこの私が26歳になって手に入れたお姉さま。義姉予定と毎回書くのは面倒なので偏食兄は准義兄、偏食兄嫁は准義姉と呼ぶことにする)の人脈で、前から注目してたNYCのKIPPを含むチャーター・スクールや改革者が頑張ってる学校を徹底取材。この前はひとりシリコンバレートレックをしてきたが、今度はひとりニューヨーク教育トレックである。
このニューヨークの旅は非常に盛りだくさんだったので、また後述するが、とりあえずの収穫は以下:
1. 今考えているビジネスモデルは上手くExecute出来れば需要は必ずある。収益性は、思ったより高そう。
2. 私は自分が思ってたより、生身の子供が好きだと気づいた。
3. 私はこれから、アントレとしての自分を定義していかねばならない。
1については、KIPPの校長、現場教師、及びその他の進歩的公立学校の校長に企画段階のをピッチしたら結構食いつきが良かったので。少なくとも、「それもうあるよ」とか「そんなのいらないよ」よりはマシであると認識している。あ、あと低所得層の親は意外と可処分所得があるのでバリューを出せればちゃんとビジネスに出来なくはなさそう。でも、それくらいである。次はコンテンツを作って持ち込んでみようと思う。ほんと手探りだなあ。
2については、教育事業やろうってんだから当然だろと思わなくはないが、私は今まで「自分は先生になるのだけは無理」と思ってきた。特に幼い頃から割に合わない仕事だなあと思っていたし、自分の幼少期を振り返れば「子供って悪魔だし」というのは納得していたので。なので、私は教育事業の受益者たる子供を、子供ではなく「将来のある人間」として考えていた。私の事業の成功は関わった子供たちが学力を身につけることによって「社会的に選択肢が沢山ある人間」になれるかで決まるわけであり、彼らが「今楽しく可愛く生きているか」は思案の外だった。つまり、私が好きなのは「子供」ではなく「子供に可能性を与えること」だと思っていたんだが、実際准義姉の担任してる12歳の子たちと交流してみたら、やっぱし子供を子供として好きな側面もちゃんとあるんだなと気づいたのだ。この認識が将来私にどういう影響をもたらすかは未知数だけど、やっぱしやる気ブーストにはなるよねと。
3については、学校訪問の合間にNYCで富裕層の子供を相手に結構素敵なビジネスを立ち上げた4人の子を持つキャリア・ウーマンをインタビューしたのだが、彼女は大学時代から会社を立ち上げたりとかなり筋金入りのアントレで、開口一番「で、あなたはどっちのタイプなの」と聞いてきた。彼女の研ぎ澄まされた肌感覚では、「世の中には、イノベーション型で、誰も見たことも聞いたこともないビジネスアイデアを実現するタイプのアントレと、実行型で、すでにあるコンセプトを人よりマシに運営出来るタイプのアントレがいて、私は後者なんだけど、あなたはどっち?ちなみにどっちかだったら自分の足りない部分を補うパートナーが必要よ」ということらしい。
そもそも自分自身をアントレだと自覚しだしたのはここ最近のことなので一体何がコア・コンペテンシーなのか、アイデア型か実行型か、など考えてみたことが実はない。そもそも実行型かどうかって二元論ではない気がするし。言ってみればどちらも私より出来る人間がどうせ世の中に転がっているんだけれど、彼らはきっとMキンゼーなどに吸い込まれているので心配しなくていいや、ってことか。けどそんなのは置いておいて、自分はどういうタイプか、今学期の授業のプロジェクト学習でちょっとfigure outしてみたいと思う。切実に思う。
長くなってしまったが、今度からはもっと具体的に書いていこう。(って言うと絶対書かないパターンだけどこんどこそ!)
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