アンクリエイティブなタイトルでごめんなさいな。
昨日苦しんでいたOperationの課題は結局もんのすごいギリギリで提出できて、めでたしめでたし。ちなみにCaseは200年の歴史を持つボストンの大病院のめちゃくちゃ非効率な手術前検診の問題をなんとかしようって話。まず、200年の歴史を持つ病院ってのがすごいんだよな。嘉慶帝の時代だよだって!
で、その病院ではものすごくハイクオリティな医療を受けることができるのだけれど、手術前検診(麻酔医が必要な情報を集めるやつで、これがないと死亡率が高くなる)に関しては「4時間も病院にいてそのうち2時間は待ち時間」で、患者の不満も溜まっていた。で、ナースや医者や患者に何が悪いのか聞いてみたら「検診室が足りない」「ナースや医者が足りない」、という。でも、そのプロセスをよく見てみると、まずすべての記録が紙ベースで行われていて(*2009年のケースです)、誰が誰の担当になるかはひとりふたりのナースがすべての情報が記載された紙バインダーを持って病院を駆けまわり、更に特定の専門性を持つナースがとりあえず5人しかおらず、患者のインフローが明らかにキャパシティを上回っていて、ナースも医者も自己流な診断の仕方をしていて時間もばらばら。
明らかに変えるとこは病室の数ではない。けれども。
「これを、『ばかじゃないの』って態度で判断しても、何も成し得ない」とLevi教授はいう。
そして、こんな話をしてくれた。基本的に、どっかの業種で何かの業務が上手くいっていない場合、実はオペレーションに問題があっても誰も本人たちは気づかないことが多い。それを理解しないまま数字だけ公式に叩き込んできれいなパワポつくってかっこつけながらプレゼンしても何も変えられないんだ覚えておけ。
すべてが終わったあと、来週も宿題あるからいつまでに集まろうかとチームメイトと話していたら、都合が微妙にあわない。月曜夜は、EM trackの集まりがあるんだが、私はEM Trackをドロップしようかちょっと考え中だからだ。
I think I’m gonna know whether to drop the f**king EM Track by next Monday.
と、いつもの口調で言ったら、チームメイトのライアン君(BCG出身のアントレ志望)が爆笑しだして、
「ちょwwwなんでこの子はこんなフツーの口調で DEAD PUNをぶちこむんだ!今ほんとにその口で言ったのか確認したくなるよーなことを本気ともつかん調子でさあwww」
彼に言わせると、私は「あ、ちょっと買い物行ってくる」ていうのと同じ事務的な調子で「買い物ついでにジャックナイフを購入してお前の○○をXXしてやるからそのつもりで」とか言ってるのと同じくらいRidiculousなんだそうだ。
とにかく毎日楽しい。
愉快で楽しそうですね^^
Caseっていうのはもっぱら企業の問題を扱うと思っていたら、そうではないんですね!ふつうのビジネスに知識では簡単に解決できなそうで、とてもやりがいがありそうですね^^今のうちに幅広い知識をつけておくことが重要だと感じました。
毎日無駄に愉快だよw
Caseは授業によっても違うけど、経営とか運営に関わることならなんでもありだよ。企業のほうが圧倒的に多いけれどこれはLevi教授本人が担当したCaseなので特殊なのではと思う。そういえばトヨタもオペレーション改善専門の非営利コンサルティングを北米でやっていて、彼らは慈善事業のスープキッチン(ホームレス向けの炊き出し)の待ち時間を減らしたり、小規模家具工場のリードタイムを5日から12時間にしたり、多岐にわたるソリューションを提供していたのでオペレーションってやつが基本応用範囲が広いんだと思われる。