ボストン飲茶会事件と宿題の収束傾向。

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ボストン飲茶会事件と宿題の収束傾向。all over the place


記事にはあまり関係ないが、アマゾンで16ドルで買った炻器のティーポット。1Lくらいなんだが、陶器より軽く、保温性が高く、さらに見ての通りの美しさなので、茶葉狂徒牛飲派としては最高の逸品。ちなみに、牛飲とは(カフェイン目当て)でお茶やコーヒーをがぶ飲みするという意味。

古賀さんがやってるボストン飲茶会事件に飛び入りみたく参加してきてしまった。まず、こんなイカしすぎているタイトルのイベントがあったら、参加しない選択肢がない。

御多分にもれず、私も『愛の日記』のファンである。日本人のMBA受験生なら、たいていは受験期に志望校の人がやってるMBAブログを読んだりして現実逃避情報収集するのが普通だと思うが、MBA話だけでなく時に抱腹絶倒(すし太郎ではエッセイを書いていた今はなきLGBT本屋の喫茶店で盛大にいろいろ噴いた)、時にうるっと来るこの感じは他にまず、ない。なのでSloanに進学が決まった後も通い続け、Betsyの話のあたりでは、自分も婚約したばかりというタイミングがあって涙腺が決壊したり。普通に人生や進路の話でも、彼の出す結論はいつもすっきり明確、なのにそこで突き放すのではなく、どこか優しさにあふれた口調で懇切丁寧に解説してくれている。私も氏の言葉を参考にして、いつも困る主に日本人からの「なんでMBA?」「なんでアメリカ?」エトセトラの質問は不まじめに切り返すことにしている。

「どうしてMBAに行こうと思ったんですか?」
「君が高卒で働かずに大学に行ってんのとほぼ同じ理由よ。その方が選択肢増えて楽しいからに決まってるじゃない」

結果、飲茶はとても美味しく、参加者のボストンに住むMBAや研究者やプロフェッショナルの幅の広さにひたすら驚き、どさくさにまぎれて友達を作り(なんとご近所さんも結構いらっしゃる。East Cambridge界隈なんだが)ブログの宣伝をし、また世界の狭さに気付かされたりする。脳科学の話なんかしたの、何年ぶりだろう。

面白かったのが、ボストンの語学学校に通う、超やる気のある日本の大学生が5人くらい参加していたこと。話してみると、夢や希望に満ちあふれていて、かつそのための努力も惜しまない様子。自分が大学生の頃はもっとうらぶれていた気がするのでひたすらまぶしい。あまりにまぶしいので、思わず「そんなにやる気があるのなら日本へ帰らずここで大学へいきたまえ!」とシャウトしてしまった。それなりにmake senseだと自分では思うんだが、よく考えてみたら古賀さんの後輩に中退を薦めていることになってしまった。嗚呼。

その後はUneventfulで、ひたすら宿題を終わらせることに集中し今に至る。

2 Comments to "ボストン飲茶会事件と宿題の収束傾向。"

  1. 09/19/2012 - 2:55 PM | Permalink

    その際は大変お世話になりました!一晴さんのお話は大変刺激的で、現在本気でアメリカの大学を目指そうか悩み中です。笑
    いずれにせよ、将来は必ずMBAを取りにアメリカに戻ってきますので、またいろいろなお話をきかせてください。
    本当にありがとうございました!!

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